婚活を乗り越え、プロポーズも成功し、幸せの絶頂にいるはずなのに…。なぜか心が晴れない。本当にこの人で良かったのか、これからの生活はうまくいくのか、漠然とした不安に襲われる。それは「マリッジブルー」です。そして、これは決して特別なことでも、あなたが悪いわけでもありません。むしろ、あなたが結婚を真剣に考えているからこそ訪れる、誠実さの証なのです。
しかし、この心のウイルスを放置すれば、最悪の場合、結婚そのものを破綻させる可能性も秘めています。今回は、私たち名古屋の結婚相談所ラパンブランが、その不安の正体を分析し、二人で賢く乗り越えるための処方箋をお渡しします。
① なぜ不安になるのか?マリッジブルーの「3つの正体」
まず、敵の正体を知ることから始めましょう。あなたの漠然とした不安は、主に3つの感情から構成されています。
- 未知への恐怖: 「結婚」という、これまで経験したことのない未知の世界に足を踏み入れることへの、本能的な恐怖です。「新しい生活」「相手の家族との付き合い」「親になること」…すべてが初めての経験であり、うまくやれるか分からないという不安が生じます。
- 自由を失う喪失感: 結婚は、これまでの自由な生活に終止符を打つことでもあります。自分のためだけに使えた時間やお金、友人との気軽な付き合いなどが制限されることへの「喪失感」が、無意識のうちに心を曇らせます。これは、独身生活が充実していた人ほど陥りやすい罠です。
- 完璧な結婚へのプレッシャー: SNSなどで見る、他人の幸せそうな結婚生活と自分を比べ、「自分たちもあんな風に、完璧で幸せな家庭を築かなくては」という過度なプレッシャーを感じてしまうケース。この「べき思考」が、あなたを追い詰めます。
これらの感情は、ごく自然なものです。まずは「今、自分はマリッジブルーなんだな」と、客観的に自分の状態を認めてあげましょう。
② 一人で抱え込まない。「不安の言語化」と「共有」という処方箋
マリッジブルーを乗り越える最も効果的な方法は、その不安を一人で抱え込まず、パートナーと共有することです。しかし、伝え方には細心の注意が必要です。
- NGな伝え方: 「あなたと結婚して、本当にうまくいくか不安…」 (→相手は「自分との結婚が不安なのか」と、自分自身を否定されたように感じてしまいます。)
- OKな伝え方: 「結婚を真剣に考えているからこそ、これからの新しい生活に、少しだけ不安を感じているんだ。あなたとの結婚が嫌なわけでは全くないの。ただ、うまくやっていけるかなって、少しだけ臆病になってるみたい。この気持ち、少し聞いてもらってもいいかな?」 このように、**主語を「私」にし、結婚自体ではなく「未知の状況」への不安であることを明確に伝えましょう。**そして、あなたの弱さを素直に見せることで、パートナーは「守ってあげたい」「二人で乗り越えよう」と、より強い責任感を持ってくれるはずです。この対話こそが、二人の絆を、恋人から「夫婦」へと深化させるのです。
③「完璧」を捨てる勇気。そして「専門家」を頼る賢明さ
最後に、マインドセットの転換が必要です。世の中に「完璧な結婚」など存在しません。どんなに仲の良い夫婦でも、喧嘩もすれば、価値観の違いに悩むこともあります。100点満点の結婚を目指すのをやめ、二人で60点の結婚を、協力して70点、80点にしていく。そのプロセスそのものを楽しむ、と考えるのです。 そして、二人で解決できない不安や問題に直面した時。思い出してください。あなたには、婚活をずっと伴走してきた、私たちプロのカウンセラーがいます。 ラパンブランでは、成婚退会は「卒業」ではなく、生涯にわたるお付き合いの「始まり」だと考えています。結婚式の準備、両家との付き合い、そして今回のマリッジブルーのような心の悩み。退会後であっても、あなたがたからのご相談を、私たちはいつでもお待ちしています。 一人で、そして二人だけで抱え込まないでください。専門家を頼ることは、賢明な大人の選択です。私たちと一緒に、最高の結婚生活をスタートさせましょう。
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