名古屋で結婚相談所に入会し、婚活を始めようとする時、多くの人が会員数や料金プランに注目します。しかし、私が見てきた数えきれないほどの成婚カップルには、一つの共通点がありました。それは「素晴らしいカウンセラーと出会えたこと」です。
結婚相談所での婚活は、いわば険しい山登りのようなもの。カウンセラーは、その道のりを安全に、そして最短で頂上（＝成婚）まで導いてくれるシェルパ（案内人）です。このパートナー選びを間違えると、婚活は途端に迷走し始めます。今回は、入会前の無料相談で、あなたを幸せな結婚へと導く「運命のカウンセラー」を見抜くための、魔法の3つの質問をご紹介します。
① 「私の課題点は、どこにあると思いますか？」
この質問の目的は、カウンセラーの「分析力」と「誠実さ」を見極めることです。ありきたりの褒め言葉や、「大丈夫ですよ、すぐ見つかりますよ」といった無責任な励ましで終わらせるカウンセラーは要注意です。優れたカウンセラーは、あなたの短い話やプロフィール情報の中からでも、婚活における潜在的な課題を見抜こうとします。
例えば、「お仕事がとても充実していらっしゃるのですね。ただ、そのご多忙さがお相手との時間を作る上での課題になるかもしれません。当相談所では、会員様のスケジュールに合わせた日程調整を徹底サポートしています」「とてもお優しい雰囲気ですが、ご自身の希望を伝えるのが苦手なタイプではないですか？交際中の意思表示の仕方についても一緒に考えていきましょう」など、具体的な課題を指摘し、かつ、その解決策を提示してくれるのが理想です。あなたの弱みや課題に真摯に向き合い、耳の痛いことも誠実に伝えてくれるか。その姿勢こそが、入会後も信頼できるパートナーであることの証です。厳しいけれど愛のあるフィードバックをくれるカウンセラーこそ、あなたを成長させ、成婚へと導いてくれる存在です。
② 「最近、成婚された会員様は、どのような方でしたか？」
この質問からは、カウンセラーの「実績」と「情熱」を測ることができます。単に「30代の女性です」といった漠然とした答えではなく、その会員がどのような悩みを持って入会し、どんな活動を経て、どのようなお相手と幸せを掴んだのか、具体的なエピソードを生き生きと語れるかどうかがポイントです。
「先日ご成婚されたAさんは、当初ご自身の年齢に自信が持てず、なかなか積極的になれませんでした。でも、一緒にプロフィール写真の撮影に行き、ご自身の新たな魅力を発見してからは、お見合いにも前向きになられて…」というように、個人情報に配慮しつつも、まるで自分のことのように嬉しそうに語るカウンセラーからは、会員一人ひとりへの深い愛情と、仕事への情熱が伝わってきます。特に、名古屋という地域に根差した相談所であれば、地元の会員の具体的な成婚ストーリーを語れるはずです。その話にあなたが「私のことかもしれない」「私にもできそう」と共感し、ワクワクできるか。その感情の動きが、カウンセラーとの相性を測る重要なバロメーターになります。
③ 「もし活動が上手くいかなかった時、どんなサポートをしてくれますか？」
婚活は、常に順風満帆とは限りません。お見合いが組めない時期、交際が続かない時期など、必ず壁にぶつかる時が来ます。この「上手くいかない時」の対応こそ、カウンセラーの真価が問われる場面です。この質問をすることで、**カウンセラーの「サポート力」と「引き出しの多さ」**を確認できます。
「大丈夫です、頑張りましょう」といった精神論で終わるのではなく、「まずは活動を一度振り返る面談をしましょう。お見合いでの会話内容を一緒に分析したり、プロフィールの見直しを提案したりします」「少し婚活から離れてリフレッシュする期間を設けるのも一つの手です。その間に自分磨きのセミナーに参加してみるのも良いかもしれませんね」など、具体的なアクションプランを複数提示できるカウンセラーは信頼できます。問題が発生した時に、どれだけ多くの解決策という「引き出し」を持っているか。そして、あなたという会員の性格に合わせて、最適なプランを提案してくれるか。この危機管理能力の高さこそが、あなたの婚活が道に迷った時の道しるべとなるのです。入会前の甘い言葉だけでなく、困難な状況をどう乗り越えるかというビジョンを共有できるカウンセラーを選びましょう。
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