感動的なプロポーズを経て、ついに「成婚退会」。本当におめでとうございます。しかし、ここで気を抜いてはいけません。私たち名古屋の結婚相談所ラパンブランは、あえて厳しいことを言います。成婚退会は、婚活のゴールですが、結婚生活のスタートラインに立ったに過ぎません。
そして、そのスタートダッシュを決める最初の公式行事が「両家顔合わせ」です。これは、二つの家族が初めて公式に顔を合わせる、いわば「最初の株主総会」。ここでの印象が、今後の親戚付き合いを大きく左右します。今回は、この重要なイベントを絶対に成功させるための、完璧な段取り術を解説します。
①【準備編】成功は「段取り」が9割。事前に決めるべき6つのこと
両家顔合わせは、当日までの「準備」が成功の9割を決めます。二人で以下の項目を事前に、そして完全に取り決めておきましょう。親に相談するのは、二人の間で固めてからです。- 日程:両家の都合の良い日を、最低でも1ヶ月以上前に調整します。大安などのお日柄を気にするご家庭もあるため、事前に確認しておくとスムーズです。
- 場所:両家の中間地点や、アクセスしやすいターミナル駅周辺が基本。名古屋であれば、名駅や栄周辺の、静かな個室がある料亭やレストランが最適です。(例:名駅の「加賀屋」、栄の「八事サーウィンストンホテル」など)
- 参加者:基本は本人と両親の計6名ですが、兄弟姉妹や祖父母が参加する場合もあります。事前に両家の意向を確認し、参加人数を確定させます。
- 服装(ドレスコード):両家の服装の「格」を合わせることが重要です。男性はスーツ、女性は上品なワンピースが基本。「当日は、スーツ(ワンピース)で行こうと思うんだけど、お父様(お母様)はどんな感じかな?」と、さりげなくすり合わせましょう。
- 費用分担:誰が支払うのかを、事前に明確に決めておきます。二人で折半するのが最もスムーズです。当日は、男性が代表して支払い、後で精算しましょう。
- 手土産:3,000円〜5,000円程度の菓子折りなどが一般的です。相手の地元の銘菓は避け、日持ちのするものを選びます。出身地が名古屋同士なら、普段は買わないような少し高級なデパ地下スイーツなどが良いでしょう。
②【当日編】円滑な進行のための「シナリオ」と会話術
当日は、男性が進行役を務めるのが一般的です。緊張しないよう、簡単な「しおり」や「当日の流れ」を頭に入れておきましょう。- 1. 始まりの挨拶(男性本人): 「本日は、私たち二人のためにお集まりいただき、誠にありがとうございます。本日は、両家の親睦を深める、楽しい会にできればと思っております」
- 2. 両家の紹介(二人から): まず男性が自分の親を、次に女性が自分の親を紹介します。「こちらが父の〇〇、母の〇〇です。趣味は△△です」など、簡単な人柄が伝わる一言を加えると、話が広がりやすくなります。
- 3. 記念品の交換(行う場合): 婚約指輪のお披露目など。食事の前に済ませておくとスムーズです。
- 4. 乾杯・会食・歓談: 和やかな雰囲気作りを心がけます。子どもの頃の思い出話は、最も盛り上がる鉄板ネタです。お互いのアルバムのコピーなどを持参するのも良いでしょう。
- 5. 結びの挨拶(二人で): 「本日は、本当にありがとうございました。まだまだ未熟な二人ですが、これから力を合わせて頑張っていきますので、皆様、どうぞ温かく見守ってください。今後とも、よろしくお願いいたします」と、二人で立ち上がって感謝と決意を述べます。
③【事後編】「感謝」を伝えるまでが、顔合わせ
顔合わせが無事に終わっても、まだ終わりではありません。その日のうちに、必ずお互いの親に、二人から電話でお礼を伝えましょう。 「今日はお父さん(お母さん)のおかげで、とても和やかな顔合わせになりました。ありがとう。〇〇さん(パートナー)も、とても喜んでいたよ」 この一言が、親の安心感と、パートナーへの好印象を決定的なものにします。 結婚は、家と家との結びつき。その最初の第一歩を、最高の形で踏み出しましょう。私たち名古屋の結婚相談所ラパンブランは、あなたがたが退会した後も、こうした人生の節目でのご相談をいつでもお待ちしています。 あなたのご希望条件にマッチングする最適な会員さまを無料でお調べいたします お気軽におためしください